アパートの脇のミニマーケット
タイから国外追放されてラオスの首都ビエンチャンに住んでいる友人がいます。その彼の住むアパートの入り口に写真の美味しそうな八百屋さんがありました。ラオスの便利なところはタイ語が通じることで、これがベトナム、カンボジアよりも足が向いてしまう理由になっています。ただし相手から返ってくるのがラオス語だと、ごく簡単な事以外は分らないのは難点ではあります。ちなみにバーン・チェリーのスタッフは全員ラオス語ネイティブですから、ここで慣れるとラオスの旅に便利…かもしれません。
こういう小さなお店がアパートの脇にあって、できればその場で野菜を炒めてくれるようになっていたらキッチンは要らないですね。朝はおかゆかパトンコー(ドーナツ)を店の隅で作ってくれて、夕方は好みの野菜を3つ、4つ選んだらオイスターソースでニンニクと唐辛子をきかせてチャチャと炒めてご飯にかけてくれる。ニガウリのスープがあったら完璧。雑談しながらその場で食べてもいいし、お皿ごと部屋に持ち帰りもOK。と、かゆいところに手の届く食生活だったバンコク時代を懐かしんでいたのですが、西側体制まっしぐらだったわけではないラオスでは、そこまでの商売気がありません。きれいなお姉さんが鼻歌でも口ずさみそうな風情で野菜の下ごしらえしながらの店番。次に行った時にコンビニのレジに立ってないとも限らないな、と思ってしまいましたが。
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