庭のミントを料理するなら“ラープ”

 庭のミントが元気です。このミントの使い道がないかなと思っている方がいたら「ラープ」をお勧めします。タイの東北地方の郷土料理の代表。辛みと酸味がきいて夏のおつまみに最高ですよ。作り方は簡単です。写真はウボンラチャタニーという、ラオスにもカンボジアにも国境を接する県に恵みをもたらすムーン川のほとりのレストランで注文した、川魚のラープですが、自分で作るなら鶏肉か豚肉が簡単で美味しくできます。
 肉をたたいて細かくします。この方がひき肉を使うよりずっと美味。それをフライパンで炒って(油は使わない)火を通します。ここにナムプラーとレモン汁と一味唐辛子と、炒って砕いた米を入れて好みの味に整える時にミントをたっぷり入れてみて下さい。本場のは唐辛子和えと呼びたい辛さですが、お好みでいかようにも。鶏肉ならレバーや砂肝も一緒に刻んで入れると、コクが出てもっと美味。以上は一番簡易な方法です。バーン・チェリーでは香りの強いタイの小型タマネギやマクルートの葉なども入れるのでさらに香りが豊かな人気メニューです。東北地方の料理は特に得意なチェリーです。ミントではなくて細ネギでもいいですし、パクチーを入れても。和風ラープとしては、刺身用の魚で作るラープもいけます。これ、在日タイ人の間で流行していました。  


2009年05月20日 Posted by namfon at 23:01Comments(0)自分で作るタイ料理