弁当とピントー

ただ、タイの庶民の家やアパートはキッチンがない場合が多いですし、料理している時間のない人もバンコクでは多いですから外食と共に持ち帰りも盛ん。ไส่ถุง(サイ・トゥン=袋に入れて)と注文したらスープでもおかずでもご飯でも麺でも何でもビニール袋に入れてもらえます。写真はバーン・チェリーのお持ち帰り用トムヤムクンですが、こんな具合。でも実は、テイクアウトご希望の方は、ゴミ減量のためピントーをご持参いただけるとありがたいです。こちら、スープもこぼれない優れモノです。もちろんタッパーでもいいんですけど。
2008年07月31日 Posted by namfon at 21:49 │Comments(5) │タイのこと
なつかしいザボンのサラダ

たびたび登場するソムタムが青パパイヤを使っているのを始め、フルーツを使う料理はタイでは結構多いです。このソムオーもยำ(ヤム)にするんですね。ヤムというのはヤムウンセンとか、トムヤムのヤムで「和える」こと。メニューに「ヤム」というのがあったら強引に訳すと「サラダ」だと予測できます。バンコクでこの料理を知った時は、ソムオー愛食家として期待して注文してみたのですが、やっぱり私はそのまま食べる方がいいなと思いましたけど。このレストラン、店名になっているだけあってヤムソムオーが名物みたいです。女の子のニックネームでソムオーさんもいます。ソムさんになるともっと多い。日本なら「みかん」ちゃんです。
2008年07月30日 Posted by namfon at 12:48 │Comments(0) │タイの食べ物
キュウリで簡単タイ料理

前にご紹介したソムタムと同類の料理。タイのキュウリは日本のキュウリの3分の1位の大きさしかありませんから何個も必要ですが、日本のキュウリだったら1本で1人分間に合います。出来上がったตำแตง(タム・テーン)の食べ方としてのお勧めは、お酒のおつまみはもちろんですが、主食にするならソーメンと混ぜてみてください。唐辛子とニンニクの風味がキュウリの水分とのハーモニーを奏で、その味がツルツルのソーメンに絡まると格別なのです。これがお口に合わない方はそんなには多くないと思います。
2008年07月30日 Posted by namfon at 01:39 │Comments(2) │自分で作るタイ料理
赤い表紙のタイレストランガイド

こういう本って料理を見るのも楽しいですが、店名を見るのも楽しいです。日本語の感覚と違いますし、意味は何かと興味を持ちませんか。そこでちょっと解説です。割とよくあるのが「イサーン食堂」。この本では「イーサン食堂」というのがあって表記的にはちょっと疑問(タイ語表記ないので不明もあり)なんですがอีสาน(イサーン)はタイ東北地方の俗称です。信州に在住しているタイ人はイサーン出身者が結構多く、チェリーのスタッフもオーナーとアルバイトさんがイサーンでコックさんは北部です。地方によって料理に特徴があってイサーン料理というのは田舎料理というニュアンスもありますが、広く認知されています。タイは都市と地方の格差が大変大きく、イサーンの村からバンコクやプーケットへの出稼ぎに大勢流れます。そこの労働者向けに屋台を営むのもイサーンの人。そんな背景もあるのです。いくつか店名解説しようと思ったら長くなってしまったので改めて後日。この本ご覧になりたい方はチェリーでどうぞ。
2008年07月26日 Posted by namfon at 13:56 │Comments(2) │タイのこと
タイみやげのランプータン

ランプータンは市場でも路上でも山積みで、売り方はキロ単位です。1キロ15バーツとか20バーツ程度だと思いますから、数十円で思う存分食べられるというわけです。タイで暮らし始めたばかりの頃は、こんな美味しいものがあるんだと感動してしょっちゅう食べていましたが、在住が長くなるともっといろいろなフルーツを知ってゴを買う回数は減ってしまいました。日本人にはマンゴスチンが人気あるみたいですが、私はああいう柔らか系よりもゴ系統が好きですね。つまり果肉がプリプリしていて歯ごたえがあるものです。実はタイからフルーツを買って帰ることは多いんですが、日本で食べてタイと同じような美味しさを感じないのです。ところが今日はパクパク食べてしまいました。この暑さはタイ並みなので南国のフルーツが似合うんでしょう。
2008年07月23日 Posted by namfon at 19:38 │Comments(2) │タイの食べ物
蒸し暑くてネチネチともち米

食べ物の名前でニャオが使われているのは「もち米」です。この言葉のもともとの意味は「粘っこい」ですから、粘っこい米=もち米=ข้าวเหนียว=カーオ・ニャオとなるわけです。カーオはご飯の意味です。タイ語は修飾する言葉がきっちりと後ろに付きます。このへんが英語や、同じ孤立語に属する中国語とも異なるところ。美人は人美、賢人は人賢、タイ料理は料理タイ、日本国は国日本、旨い料理は料理旨い、バカな人は人バカ…キリがないのでこのへんでやめときますが、整然とした順序なわけです。ところでニャオとは言うものの、タイのもち米は日本のほど粘り気がなくて軽くてさっぱりで香り豊か。ですからお餅を作るのには向きませんが主食としては美味しいです。タイの東北や北部ではこのもち米が主食。腹もちが良くてガンガン働けるという説と、腹がいっぱいになって眠くなるという説があります。どっちでしょうか、お試し下さい。
2008年07月22日 Posted by namfon at 01:10 │Comments(0) │タイ語も楽しい
イエロー・カレーとは?

疑問に思ってオーナーらしき日本人男性に尋ねてみました。「これはどういうカレーですか」って。答えは「黄色いカレーです」のみ。勇気を出して注文したところ、確かに黄色いけど辛くないのがきました。ううん、馴染みのない味。そのお店はじきになくなってしまったのでどういう料理だったのかうかがう機会は逸してしまったのですが、一般的にはイエロー・カレーはグリーン・カレーやレッド・カレーよりも辛いと思っていただいて間違いないです。黄色はขมี้น(カミン)つまりウコンの色。体に良さそうですが、あそこまで唐辛子を入れたら相殺されちゃいそうです。残念ながらバーン・チェリーの標準メニューにはないんですけどね。隠れメニューには…どうでしょうか。公式メニューにあるのはグリーン・カレーとレッド・カレー。この違いは何でしょう。よく「どっちが辛いですか」と質問されるお客さんがいらっしゃいますが、そういう問題じゃあないんですね。
2008年07月19日 Posted by namfon at 23:20 │Comments(0) │タイ料理の話
食の好みで将来を占えるか
少し味をみた彼女は、それっきり食べませんでした。困惑気味の彼。どうやら、スープストックを取るのに使う香草にも敏感で苦手なようでした。なるほど…当方も勉強になります。味の好みって本当に不思議ですね。私の友人にはチャーハンにニンニクを入れない人もいます。ニンニクを食べると汗が出るとか。ニンニクは常食の私には考えられない。もちろんタイ料理には欠かせない素材です。辛いのが苦手という方にタイのおかゆを勧めて失敗だったこともあります。なぜならば最後にコショウを振ったから。コショウが辛いもののうちに入るって…知りませんでした。コショウなしで出したら「美味しい」と食べてくれて良かったですが。なお、先のカップルは男性の方が彼女に気遣いするような感じでじきにお帰りになりました。味の嗜好って理屈じゃないですから、一緒に暮らして食生活を楽しむのに似ている方がいいのか、かけ離れているからこその楽しみがあるのか、お2人のその後が気になっています。
2008年07月19日 Posted by namfon at 10:32 │Comments(2) │バーン・チェリー
空き地に何か植えたくなる

チェリーの周辺のタイ人ですが、さすがに食物への関心の高さは人一倍です。食べられる草を摘んできて米と塩で発酵させた漬物を作ったり、日本人が放置しているので崖を這い回っているカボチャの蕾と茎を見て「ナーンプリック(辛いタレ)つけて食べたら美味しいのに、なんで日本人は食べないんだ」と残念そうな顔をしたり、採った魚で発酵調味料を作ったり。ちょっと空き地があると何か植えるのも好きですね。以前に研修生の通訳である企業にうかがった時に、若いタイ人男性たちがまっ先にした質問は「寮の敷地に少し空き地がありますが、ここでタイの野菜を栽培してもいいですか」というものでした。初日の説明会の緊張した空気が和みましたね。いろいろな国の若者を受け入れている企業の方も、タイ人はたいてい弁当を作っていくと言ってました。節約というより、タイ料理が好きなんだと思います。外国旅行の時はトムヤムクンラーメンを荷物に入れる人もいます。みそ汁がないと…という日本人がまだいるとすれば似ていますね。
2008年07月17日 Posted by namfon at 17:31 │Comments(0) │タイ人たち
パパイヤの問題

それでパパイヤを使ったメニューとは何かという問題ですが、それはส้มตำ=ソムタムです。フルーツとして食べるには熟したのが年中タイにはありますが、熟さないうちは野菜みたいに料理に使います。ソムタムは東北地方の郷土料理。青パパイヤをたたいて削って細くしてミニトマトなどを加えて混ぜて酸っぱく辛くします。チェリーのオーナーもこれまでのコックさんもみんな東北地方出身なので、子供の時から作っている得意中の得意料理で、私も最も好きなタイ料理に入れたいもの。ただし通常のお店で提供しているのは都市風ソムタムで区別のために「ソムタム・タイ」としています。違いは何かというと、都市風は干しエビやピーナッツを入れてマイルドで、郷土料理の味の決め手となる小魚を発酵させた独特の調味料を使いません。私はもっぱら郷土料理の方ばっかりで「こっちも紹介すればいいのに」と提案するのですが「こんな臭いの、日本人は食べない」と思い込んでるフシもあります。実はそんなことはなくて、もっともっと強烈な沢蟹入りをリクエストする日本人のお客さんもいて、ここはどこ?って感じです。
2008年07月15日 Posted by namfon at 12:40 │Comments(2) │食材の話題
フードセンターはタイ初心者の強い味方
まずはクーポンを購入します。金額は自由。1人で普通に食べるなら50バーツ(150円)でも大丈夫です。飲み物も欲しいならそれ相応にプラスして下さい。豪華にいきたいならいくらでもご自由に。後で払い戻しができますから多めに購入してもไม่มีปัญหา(マイミー パンハー)=問題ありません。クーポンを持ってブースを片っ端からのぞきます。麺の店、ご飯にかけるおかずが多種類の店、肉類が充実した店、菜食主義者の店、イスラム教徒用の店、東北地方料理の店、日本料理の店、ベトナム料理の店、デザートの店等々いろいろありますから、好みのを指差しで注文してクーポンで払います。サササと目の前で作ってくれるのを見る楽しみが済んだらテーブルに運んでいただきます。ヒイキにしていた美味しい屋台が路上から消えると「あの店、ショッピングセンターの中のフードセンターに入って評判みたいよ」なんて噂も流れていました。安くて新鮮で美味しい。食については豊かさを感じるタイです。
2008年07月15日 Posted by namfon at 00:51 │Comments(2) │タイのこと
店名の意味
バーン・チェリーのタイ語表記はบ้านเชอร๊รี่です。バーンは家の意味、チェリーはさくらんぼのチェリー。つまりチェリーの家。タイ語風に発音するとチェリィで“リィ”を強くします。日本語だとチェが強くなりますが、その逆ですね。たまに意味を尋ねる方がいます。説明を求められるのは大歓迎で、嬉しくてついつい必要以上に長々しい説明をし始めてから抑えることになります。タイのレストランの名前にはバーンがよく使われます。日本でもお母さんの味とかママ家とか、ありそう。で、父家とか父さんの味はどうかなと考えると、ちょっと思い付かないですよね。でもバンコクだと“お父さんの家”という有名なレストランもありますから機会があったらお試し下さい。
このお店の先代がチェリーさんというニックネームを持つタイ人女性でした。現オーナーが引き継いだ時に、店名を変えて看板や諸々を変えるとその分の投資が必要で、ひいては価格にその分を反映せざるを得ないということで、そのままの名前を受け継いで今に至っているわけなのです。タイ料理を日常的に楽しんでいただきたくて、価格は最大限リーズナブルに設定しています。実を取りたい方に対しては自信をもってお勧めしますが、雰囲気重視だったら、もっとふさわしい店があるかもしれません。ニーズに合わせて選べるのが何よりです。そこまでタイ料理が普及することを願っています。

このお店の先代がチェリーさんというニックネームを持つタイ人女性でした。現オーナーが引き継いだ時に、店名を変えて看板や諸々を変えるとその分の投資が必要で、ひいては価格にその分を反映せざるを得ないということで、そのままの名前を受け継いで今に至っているわけなのです。タイ料理を日常的に楽しんでいただきたくて、価格は最大限リーズナブルに設定しています。実を取りたい方に対しては自信をもってお勧めしますが、雰囲気重視だったら、もっとふさわしい店があるかもしれません。ニーズに合わせて選べるのが何よりです。そこまでタイ料理が普及することを願っています。

2008年07月12日 Posted by namfon at 01:03 │Comments(2) │バーン・チェリー
パクチーは表面を繕う?
タイ料理というと“辛い”と一緒にイメージされるのが“ผักชีパクチー”のようで、お客さんの中には「パクチーを入れないで下さい」とおっしゃる方と「パクチーをたくさん入れて下さい」という方が両方いらっしゃいます。このリクエストに答えるのは他より簡単。パクチーの葉っぱは、たいていが料理の上に振りかけるだけだからです。主役にはならないということですね。実は隠れて活躍しているのは根っこの方で、スープストックにもヤムのソースにも潰して使われます。たまにスープの中に根っこらしきものが紛れ込んでいたら、それはパクチーの根です。ですから「パクチーの根を入れないで下さい」というリクエストですと、スープものは難しくなりますね。
タイに長年住んでいてもパクチーが苦手な日本人はいて、いつもいつも「マイ サイ パクチー ナ(パクチー入れないでね)」と頼んでいるのはごくろうさんって感じでした。このパクチーの用途がそのまま諺になっているので紹介します。それはผักชีโรยหน้า(パクチーローイナー)。ローイナーは美味しそうに見せるために表面に振りかけること。それで、表面だけを取り繕うとか、目先だけを飾っているぞ、という時に使います。アイツの仕事ぶりはパクチーローイナーみたいだ、という具合ですね。でもタイ人以外ではあの香りが苦手な人も多いわけですから、そうなると逆の意味にとられかねないような気もします。

タイに長年住んでいてもパクチーが苦手な日本人はいて、いつもいつも「マイ サイ パクチー ナ(パクチー入れないでね)」と頼んでいるのはごくろうさんって感じでした。このパクチーの用途がそのまま諺になっているので紹介します。それはผักชีโรยหน้า(パクチーローイナー)。ローイナーは美味しそうに見せるために表面に振りかけること。それで、表面だけを取り繕うとか、目先だけを飾っているぞ、という時に使います。アイツの仕事ぶりはパクチーローイナーみたいだ、という具合ですね。でもタイ人以外ではあの香りが苦手な人も多いわけですから、そうなると逆の意味にとられかねないような気もします。

2008年07月11日 Posted by namfon at 15:47 │Comments(0) │食材の話題
バンコク暮らしの頻出語
タイ語は文法が難しくないので、ちょこちょこと単語を覚えていけば旅行の時にも役立つと思います。今はBTSという高架鉄道も地下鉄も、距離は長くないとはいえ一応中心街を走っていますからダウンタウンを移動するには便利になっていますが、私が在住当時はどっちもありませんでした。つまり運河のボートという一部で可能な選択を除いては、ひたすら道路を使うしかない。極度に徒歩を嫌う人々の600万人都市で、バスだろうが車であろうがタクシーだろうがバイクタクシーだろうが乗り合いトラックだろうが何だろうが、みんな道路に繰り出すのですからすさまじい渋滞でして「世界一巨大な駐車場」と不名誉な冠をいただいても誰も文句を言えるはずありません。この渋滞をタイ語ではรถติด(ロッティッ)と言います。ロッが車でティッは「くっつく」。渋滞の様子をそのまんま言葉にしたらコレです。ロッは上に上がる調子で、ティッは逆に下る調子で発音すると通じやすいです。難しくないので覚えておくといろいろに使えますよ。
お客さんと待ち合わせしているが課題をやっておくのが間に合わない。ええい、遅刻してしまおう。言い訳はもちろん「ロッティッ」のひと言。やましさを感じたら、その前にขอโทษ(コートーッ=ごめん)をつければもっといいです。こんな意図的な行為じゃなくてもやむを得ぬ渋滞で遅刻は日常茶飯ですから、そんなんでイライラしていたら仕事になりません。約束は午前に1件、午後に1件がいいところ。日本から来た友達とホテルで待ち合わせして楽しみにタクシーで向かったのに結局会えずじまいということもありました。渋滞で止まったまま行き着かなかったからです。でも久方ぶりにバンコクに行って地下鉄を使ったら、そんな当時の渋滞が嘘っぽく感じましたから今はビジネスも効率的になっている…かも…?
2008年07月10日 Posted by namfon at 14:10 │Comments(0) │タイのこと
ラーメンの麺のいろいろと量

もうひとつ大きな違いは全体の量です。日本のラーメンも今ではタイにすっかり浸透していて、チェーン展開するラーメン専門店も賑わっていますが、バンコクに登場した当初のタイ人の驚きは「日本のラーメンって量が多いねえ」でした。1人じゃあ食べきれないと言うのです。量を比較したら、タイのラーメンの2~4倍くらいはあるんじゃないかと思います。少ないとおやつ代わりにできたり、気に入ったらおかわりして食べたり、何店か食べ歩いたり、ご飯物も食べたい時には便利。日本のタイ料理店で、タイ風に少量のラーメンを今のところ見たことないです。バーン・チェリーも量は日本風で提供しています。野菜をたくさんにしてもらって、私もしょっちゅう食べてます。あっさりのクリアスープで美味しいです。
2008年07月09日 Posted by namfon at 15:29 │Comments(0) │タイ料理の話
何か足したくなるタイ人の習性
バーン・チェリーはタイ人がやっている店ですから、もちろんタイスタイルです。よく「これは辛いですか」と尋ねる方がいらっしゃいますが、つい「辛さはいかようにも調節します」と言うと、逆にとまどってしまう人も多く、それも混乱の元かと思って控え気味。作る前にいろいろ注文つけた上に、作った後も、味見する前にいきなり砂糖や唐辛子や酢を大量に入れるタイ人を見ていると、作る前の注文は何だったんだと思ったりもします。味の好みはそれぞれだと思いますが、タイ料理の店だったら砂糖、唐辛子入りナムプラー、乾燥一味唐辛子、唐辛子を漬けた酢の調味料セットは必ずあるはず。しっかり味はついているんだから使わなくてもいいんですが、タイ人だと何か足すのは癖みたいですね。だから出前を頼まれて、小さなプラスチック袋に料理に合わせた必要調味料を添付するのを忘れると、あり得ない!って顔をされます。
2008年07月06日 Posted by namfon at 14:57 │Comments(0) │タイ料理の話
アメリカ人はパッタイがお好き?

その時からアメリカ人はパッタイがお好きなんだろうかという疑問がくすぶっておりまして、アメリカ人に会う機会があると尋ねているんです。まずは「タイ料理好きですか?」と聞くとたいてい「好き、好き」と言うので「何が好き?」と。それで、サンプル数膨大とは言えませんが、今のところ100%「パッタイ」です。日本ではトムヤムクンが、アメリカではパッタイが人気であるようなのはなぜでしょうか。あと、アメリカに住んでいた日本人にも聞いたら同じ答えだったです。お店にはいろいろなお国の方がいらっしゃいますので今後も聞き取りは続けてみたいと思います。アメリカ人とパッタイの関係をご存知の方がいらしたら教えて下さい。パッタイの写真、近いうちに用意します。
タグ :タイ料理
2008年07月05日 Posted by namfon at 13:56 │Comments(0) │タイ料理の話
トム・ヤム・クンのちょっと解説
日本で有名なタイ料理といえばต้มยำกุ้ง=トム・ヤム・クンみたいです。有名になった経緯を知りたいものですが、バンコクから帰ってきて、タイ料理の代名詞みたいになっていることを知ったものですから検証できないまんま。さすがにここまでタイ料理が一般化すると見かけなくなったものの、以前は「トムヤンクン」という表記も目立ちました。タイ語を知らなければどうということないんですけど、タイ語を知っているとヤンとヤムでは意味が全然違うことが分かってしまって胸をかきむしりたくなる感じです。だからって末子音のあるタイ語だとmuと母音入りで発音するわけではないんですけどね。この辺りはまた別項にて。
料理名を分解すると、トム=煮る、ヤム=混ぜる、クン=エビ、となります。となるとエビじゃなくてもいいでしょ、と思いますよね。その通りです。トムヤムというのは、マクルートの葉ใบมะกรูดとレモングラスตะไคร้(タクライ)とカーข่าというショウガ科の香辛料3種が入ったスープの呼称ですから、ここにエビを入れようが鶏肉を入れようがシーフードミックスを入れようが干魚を入れようが自由なのです。日本で作るならサンマをザクっと切って入れてもいけますよ。試したかったら「トム・ヤム・サンマ」と注文してみて下さい。バーン・チェリーだと、サンマのストックがあったら作ってくれること確実ですけど…タイ料理ではサンマを使わないから、予約した方がもっと確実です。それと、トムヤムは、お店によって味の違いが大きいです。豊富なハーブを入れて酸味と辛味と甘味のバランスをどう取るかですからね。バーン・チェリーのコックさんは、日本人にとっては味が濃い目かも。タイ人には評判いいんですけどね。薄味が好みなら「薄めにして」って日本語で言っていただければOKです。その場で手作りですから、いかようにも対応できます。いろんな店で味わって違いを実感されることをお勧めします。

料理名を分解すると、トム=煮る、ヤム=混ぜる、クン=エビ、となります。となるとエビじゃなくてもいいでしょ、と思いますよね。その通りです。トムヤムというのは、マクルートの葉ใบมะกรูดとレモングラスตะไคร้(タクライ)とカーข่าというショウガ科の香辛料3種が入ったスープの呼称ですから、ここにエビを入れようが鶏肉を入れようがシーフードミックスを入れようが干魚を入れようが自由なのです。日本で作るならサンマをザクっと切って入れてもいけますよ。試したかったら「トム・ヤム・サンマ」と注文してみて下さい。バーン・チェリーだと、サンマのストックがあったら作ってくれること確実ですけど…タイ料理ではサンマを使わないから、予約した方がもっと確実です。それと、トムヤムは、お店によって味の違いが大きいです。豊富なハーブを入れて酸味と辛味と甘味のバランスをどう取るかですからね。バーン・チェリーのコックさんは、日本人にとっては味が濃い目かも。タイ人には評判いいんですけどね。薄味が好みなら「薄めにして」って日本語で言っていただければOKです。その場で手作りですから、いかようにも対応できます。いろんな店で味わって違いを実感されることをお勧めします。
2008年07月05日 Posted by namfon at 00:43 │Comments(0) │タイ料理の話
「もうご飯食べた?」から始めるコミュニケーション
สวัสดีคะ =sawatdii は便利なタイ語の挨拶語です。おはようからこんばんわ、さよならまでこの1語で事足ります。長野市のアジアンレストラン「サワディー・カフェ」はこれに由来していると思われます。ちなみに、1語としてダラダラっと発音しないで、サワッ+ディーのつもりで言うとより正確になりますよ。このタイ語って日本でも結構ポピュラーですが、タイでの使われ方はどうかというと、友達同士とかカジュアルな関係だったら、お上品っぽいサワッディーじゃなくて「もうご飯食べた?」もいいですよ。
挨拶語代わりだと知る前は「なんでこんな時間にこんなこと聞くのよ」と思いながらまじめに「食べたよ」と答えると「何食べた?」とさらに突っ込まれるのにびっくりしたものですが、コミュニケーションのきっかけとしての挨拶語という役割だったら、サワッディーよりも果たせそう。ついでにタイ語だと กินช้าวแล้วหรือยัง kin khaao leeo ru yan 「食べる+ご飯+もう+あるいは+まだ」という具合になります。タイ語用の発音記号を表記できないのでこれを棒読みしても通じないかも。試してみたかったらバーン・チェリーのスタッフは全員タイ人だから話しかけてみて下さい。タイ人だけど日本語もできるからご心配なく。

挨拶語代わりだと知る前は「なんでこんな時間にこんなこと聞くのよ」と思いながらまじめに「食べたよ」と答えると「何食べた?」とさらに突っ込まれるのにびっくりしたものですが、コミュニケーションのきっかけとしての挨拶語という役割だったら、サワッディーよりも果たせそう。ついでにタイ語だと กินช้าวแล้วหรือยัง kin khaao leeo ru yan 「食べる+ご飯+もう+あるいは+まだ」という具合になります。タイ語用の発音記号を表記できないのでこれを棒読みしても通じないかも。試してみたかったらバーン・チェリーのスタッフは全員タイ人だから話しかけてみて下さい。タイ人だけど日本語もできるからご心配なく。
2008年07月04日 Posted by namfon at 20:41 │Comments(0) │挨拶関係
雨の夜の思いつき
タイ料理を愛するnamfon(น้ำฝน=雨水)が、タイ人による万人のためのタイ料理専門店、長野市権堂のバーン・チェリーの宣伝を兼ねることになると思いますが、タイやタイ料理やタイ語への思いのたけを雨水のごとくにぶちまけるという裏目的の下に開設致します。よろしかったらお付き合いいただけると嬉しいです。
