蒸し暑くてネチネチともち米

蒸し暑くてネチネチともち米蒸し暑い日が続きます。タイ語学習用のCDを聴いていたら「日本とタイの暑さは違う。日本は蒸し暑くて何回シャワーを浴びてもすっきりしない」という意味のくだりがありました。データ的にはタイも蒸し暑いということになっていますが、タイ人にとっては日本の方が上をいくみたいです。皮膚が汗ばんでネチャネチャする感覚はタイ語でเหียว=二ャオと言います。タイ語は中国語と同じく、でも数としてはひとつ多く5つの声調があるので猫の鳴き声の反対の二ャオですね。覚えやすいですから、蒸す日にバーン・チェリーに行ったら、まずは「ニャオ」と言ってみて下さい。通じたらタイ語の素晴らしい才能ありです。
 食べ物の名前でニャオが使われているのは「もち米」です。この言葉のもともとの意味は「粘っこい」ですから、粘っこい米=もち米=ข้าวเหนียว=カーオ・ニャオとなるわけです。カーオはご飯の意味です。タイ語は修飾する言葉がきっちりと後ろに付きます。このへんが英語や、同じ孤立語に属する中国語とも異なるところ。美人は人美、賢人は人賢、タイ料理は料理タイ、日本国は国日本、旨い料理は料理旨い、バカな人は人バカ…キリがないのでこのへんでやめときますが、整然とした順序なわけです。ところでニャオとは言うものの、タイのもち米は日本のほど粘り気がなくて軽くてさっぱりで香り豊か。ですからお餅を作るのには向きませんが主食としては美味しいです。タイの東北や北部ではこのもち米が主食。腹もちが良くてガンガン働けるという説と、腹がいっぱいになって眠くなるという説があります。どっちでしょうか、お試し下さい。


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 料理の注文に使えるタイ語 (2009-07-20 18:56)

2008年07月22日 Posted bynamfon at 01:10 │Comments(0)タイ語も楽しい

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