空き地に何か植えたくなる

チェリーの周辺のタイ人ですが、さすがに食物への関心の高さは人一倍です。食べられる草を摘んできて米と塩で発酵させた漬物を作ったり、日本人が放置しているので崖を這い回っているカボチャの蕾と茎を見て「ナーンプリック(辛いタレ)つけて食べたら美味しいのに、なんで日本人は食べないんだ」と残念そうな顔をしたり、採った魚で発酵調味料を作ったり。ちょっと空き地があると何か植えるのも好きですね。以前に研修生の通訳である企業にうかがった時に、若いタイ人男性たちがまっ先にした質問は「寮の敷地に少し空き地がありますが、ここでタイの野菜を栽培してもいいですか」というものでした。初日の説明会の緊張した空気が和みましたね。いろいろな国の若者を受け入れている企業の方も、タイ人はたいてい弁当を作っていくと言ってました。節約というより、タイ料理が好きなんだと思います。外国旅行の時はトムヤムクンラーメンを荷物に入れる人もいます。みそ汁がないと…という日本人がまだいるとすれば似ていますね。